Dr.マイク・ブーク 大阪セミナーに参加してまいりました^^
Dr.マイク・ブークさんてすごい人
・妊娠検査装置をつくった人、らしいです。
・「リステリン」を今のフォーミュレイトにした人
⇒リステリンきっかけでエッセンシャルオイルに興味を持たれたようです。
リステリンの4つの成分がエッセンシャルオイルの成分と一致しているそうです。
ヘルス&ウェルネス業界で25年を超える経験と数々の実績を持つ。
品質管理/品質保証の分野からキャリアを積み、最終的には分光学、クロマトグラフィー、顕微鏡検査を専門とする高度分析研究所を設立。
世界有数企業で高度な化学部門を30年にわたり指導。
年間売上30億ドルにのぼる健康食品の開発を牽引し、今や100カ国以上で販売。
医療分野における数多くの特許を取得。
書籍の出版および科学雑誌への論文掲載など多数の実績を持つ。
「8000ℓ植物を詰めてようやく1ℓのオイルが取れる」
8000ℓの植物って4000㎡の農場から採れるそう。
これを聞くと、エッセンシャルオイルが高い理由もうなずけます。
ヤングリヴィングの徹底された品質管理
どの試験も3回テストするそうです
・粘度計
・濃度測定
・屈折率測定
・施光率測定
・誘導結合プラズマ発光分光分析法
・誘導結合プラズマ質量分析
・ガスクロマトグラフィー
・高速液体クロマトグラフィー
・フーリエ変換赤外分光分析
・自動生菌数検査装置
・崩壊試験
・PH検査
・顕微鏡テスト
・可燃性テスト
・発火点検査
詳しく教えてくれて、特にすごかったのが以下の三つ。
これらの説明を聞くと、いかに人工的な不純物がないか、本当に100%自然のもので構成されているものにこだわっているかがすごく良く解りました!( ゚Д゚)
下にできるだけわかりやすくシェアしてみます。
★ガスクロマトグラフィー質量分析
まず、ガスクロマトグラフィーとは「オイルを全ての成分に分離してくれる機械」のこと。
これを使うと蒸留されたエッセンシャルオイルを構成している成分が全てわかるのです。
例えば、ウィンターグリーンというオイルの構成成分をグラフで説明してくれました。
←私のノートより
あ、ウィンターグリーン欠品の理由も書いてある・・・
ウィンターグリーンを構成しているほとんど99%近くは「サルチル酸メチル」という成分なのですが、日本ではこれが『医薬品』のカテゴリーになるので、日本では販売できないそうですTT
で、グラフを見てほしいのですが、このグラフはヤングリビングで取れた100%自然のオイルです。
主成分のサルチル酸メチル以外にもいろいろな成分が微量ですがあるのですね。
一方、人工的に合成されたウインターグリーンのグラフは、
←こんな感じ
まず成分自体が3種類くらいしかなくて、
上記のグラフと重ね合わせると、数値の場所が微妙に異なるそうです。
隣に書いてありますが、
自然界で作られるものは、上記のグラフのように、いろいろな成分が細かくあります。
でも、合成のものは、とっても単純なグラフになります。
こんなことがガスクロマトグラフィー質量分析からわかるのですね^^
はい、次。
★同位体比質分析装置(ヤンリビには2機ある)
この装置は、エッセンシャルオイルの会社で持っているのは唯一ヤングリヴィングだけです。
これを説明するとき、マイクは超興奮していましたw
もう、この機械があるだけでワクワクするそうです!( *´艸`)
えっと、この機械は、
「アイソトープの比率がわかる装置」だそうです。
アイソトープとは・・・異なる質量で同じ原子の分子のこと
(フー、難しくなって来ましたねぇ)
この機械を使いこなすのに、3人の研究者たちが2年間学校に行って学んだことをマイクがわかりやすく説明してくれました。
まず、
植物の代謝って、自然のものなので、
大気中の代謝と同じらしいです。
なので、大気中の代謝と数値が異なれば、それは、自然界のものではない、ということがわかるそうです。
植物の代謝=オイルの代謝=大気の代謝
ここでは、シナモンを例に教えてくれました。
例えば、アイソトープ値を見ていくと、
合成のシナモン:252.126
自然のシナモン:△168.708
えええええ!全然違うじゃん!
まず数値がプラスとマイナスって・・・!!!
で、「ヤングリヴィングと一緒にやりたい!」というある農場から来たシナモンをこの機械にかけて調べたら・・・
ある農場のサンプルシナモン:203.132
この数値で少し天然のものも入っているけれど、ほとんどは合成の混ぜ物が入っている、ということがわかるそうです。
もちろん、この農場とのお付き合いが始まることはなかったそうです。
はい、次が最後です
★キラル・クロマトグラフィー
これは何をする機械かというと、光学異性体の分離をしてくれる機械です。
光学異性体とは・・・同じ分子だけど、鏡面体であるということ(漢字合ってるかな)
一番わかりやすいのは「人間の両手」
右手と左手は鏡のように鏡面対であるけれど、完全には一致しない。
人工的に作ったものは、同じ濃度で2つの光学異性体が出てくるそうですが、自然界でできたものは光学異性体は1つしか出てこないそうです。
なぜかというと、植物は酵素をつくるから。
この機械を使うと、自然のものか人工的なものかがわかります。
例えば、オレンジで教えてくれました。
↑
合成のオレンジでは、ピークが二つありますが、
天然のオレンジは、ピークが一つだけです。
このピークが一つでないものは、自然のものではない、ということがわかるそうです。
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ここでシェアさせていただいたものは、ほんの一部の品質管理です。
改めてですが、ヤングリビングのエッセンシャルオイルができるまで、をこんなに詳しく聞いて感動しました。
感動して、こんなに詳しく書いてしましましたが、本当に、本当に、どこまでいっても「愛」なのですよね。
自然界のもの、地球由来のものに徹底的にこだわる。
このこと自体が私にはとても「愛」に感じるのです・・・。