団地猫

京都の団地に住んでいる猫がいます。

とっても人に慣れていて呼ぶとこっちに来ます^^

黒猫なので、クロちゃんです❤

 

 

 

 

「おーい、クロちゃ~ん」

 

 

 

 

「こっちにおいで~」

 

 

 

 

 

「にゃあ」

 

と、こんな具合です。

 

そしてお膝の上に(*^^*)

 

団地では動物を飼うことはできませんが、
クロちゃんは、何人もの人からご飯をもらっていました。
雨の日は、ベランダに置いてもらっている段ボールのなかがお家になります。

 

しかし、つい1か月ほど前、
団地の管理事務所から全戸に通達文が・・・
「猫に餌をあげている人には、法的措置をとります」的な内容でした。。。

その日から、私たちを含め、みなさん、大ぴらに、クロにご飯をあげることができなくなったのです。

毎朝、もらっていたお部屋のべレンダの前で「あ~お」「あ~お」と鳴き、私たちを見つけると駆け寄っていて、ご飯を求めます。

誰かに見られないように団地の敷地の外へ連れて行って、ご飯をあげようとしても、いつもあげていたベンチの場所から動こうとせず、なかなかうまくいきません。

やがて、夜遅くに、団地のなかでも死角になる公園の隅っこを見つけ、そこでご飯をあげるようになりました。

 

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しかし、数日後、近所の病院の先生のところへクロが引き取られていった、という情報が入りました。

クロを一番可愛がっていたEさんが下した判断です。

これまたクロのことを大好きな院長夫婦が「クロを欲しい」と言ってくれて、そこで正式に飼われることになったのです。

私と彼はそのことをEさんから聴き、早速その日に、クロの様子を伺いにその病院へ会いに行きました(歩いて3分ほどのところです)

すると、今まで広い敷地を自由に走り回っていたのに、狭い部屋に閉じ込められたクロが居ました。

私たちをみると、ゴロゴロ鳴いて、すりすりしてくるクロ。

そこの院では別のねこちゃんも飼っているようで、二人の距離を慣らすため、今はちょっと狭い部屋に入ってもらっている、とのことでした。

昨日は動物病院にも連れて行っていろいろ診てもらい、その日はお風呂にもいれる、とのことで、毛が抜けてきて皮膚が弱っていたことや、半年近く血が付いた目ヤニが出ていることも病院できちんと治療されることで解消されると思います。

奥さまも院長先生も猫が大好きなようで、奥さんに抱かれたクロは、奥さんの顎にすりすりしていました。

「これでもう、お腹空かして鳴くこともないね」
「大事にしてもらいなね!」
後ろ髪をかなり引かれながら別れました。

 

嬉しいような、寂しいような、寂しいような・・・(T_T)

 

猫を飼うことができるところへ引っ越そうかと、本気で考え中です・・・

 

クロちゃん、幸せになってね!!!❤絶対よ!!!